ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)・ネッタイツメガエルでは、今年も広島大学両生類研究センターにおいてゲノム編集実験技術講習会を開催いたします。概要を以下に記しますので、奮ってご参加をご検討下さい。なお、今回の講習では、始めに当方から実験方法の説明とデモをおこなった後、参加者が自由に繰り返し実験をおこない、確実に技術をマスターしていただく形式を予定しております。

講習内容
・CRISPR/Cas9法による遺伝子の破壊実験をおこないます。
 当方でtyrosinase遺伝子に対するsgRNAとCas9を用意いたします。
 ご希望の方にはGFPノックインベクターも提供いたします。
・ご自分の研究対象とする遺伝子のsgRNAを用いたいというご希望がありましたら、
 ご相談に応じますのでご連絡下さい。本学の組換えDNA実験規定で対応できるか検討いたします。
・CRISPR/Cas9法の代わりにRNAインジェクション実験をおこなうことも可能です。
 操作した生体のお持ち帰りをご希望の方は、該当機関の間で手続きが必要となりますので、事前にご連絡ください。

日程
・2019年9月17日(火) 午後~2019年9月19日(木) 午後
 参加者のご希望により20日(金)まで延長可能です。
・「別日程で遺伝子破壊実験等について指導を後日受けたい」という方がおられましたら、
 次回の講習会あるいは個別指導等についてご相談に応じますのでご連絡ください。

宿泊費,旅費等
・宿泊費,旅費は各自参加者にご負担いただきますが、講習会参加費は無料です。
・宿泊施設に関しては、
 広島大学の学士会館(3,800円/一泊)と山中会館(2,000円/一泊)のお部屋(いずれもシングル)をご用意しておりますが、
 学士会館は部屋数に限りがあります。参加申し込み時にご希望をご連絡ください。

定員
・全体で3組、6名くらいまで(インジェクターの設置数に対応)。
・ご連絡いただいた方々から、状況を鑑み、今回ご参加いただけるか当方からご連絡いたします。
 今回ご参加いただけなかった方々には、できるだけ次回の講習会あるいは個別指導等でご対応させていただきますので、何卒ご了承下さい。
・独立に実験されるグループで3組とさせていただきます(例:教員が院生1、2名と参加される場合は1組)。
 1グループ3人以上でのご参加を希望される場合は対応を検討いたしますのでご連絡下さい。

参加申し込みの締め切りは8月23日(金)とさせていただきます。
参加ご希望の方は、以下の参加フォームに記入して、
nfuruno@hiroshima-u.ac.jp(古野)までご返信してください。

両生類研究センター センター長 荻野肇
 技術講習会担当:古野伸明、井川武、鈴木誠、鈴木菜花

参加申し込みフォーム
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 参加代表者者の氏名
 同伴参加者の氏名
 所属
 住所
 代表者の連絡先(E-mailと電話番号)
 宿泊希望施設と部屋数(学士会館または、山中会館)
 ご希望の宿泊期間(9月17日~19日あるいは20日)
 希望実験内容(tyrosinase sgRNAを利用、sgRNAなどを持ち込み希望の場合は遺伝子名を記載して下さい。)
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日程の概要:
9月17日(火)12:00~13:00 講習会参加者受付
       13:00~13:20 宿泊案内等の事務手続きの説明
       13:20~14:20 組換えDNA講習(本学規定)
       14:30~15:00 休憩
       15:00~17:30 CRISPR/Cas9法の技術講習
       17:30~ 宿泊施設(学士会館)へ案内
9月18日(水)CRISPR/Cas9法の技術講習
9月19日(木)CRISPR/Cas9法の技術講習(午後に終了予定)
9月20日(金)希望者はこの日まで実験を継続、午後に終了。